帯広「北の屋台」

北の屋台のシンボル像「ikinukin(いきぬきん)」は十勝のアーティスト相原正美さんのデザインだ。

作られたのは2001年。冬はマイナス30度になる帯広に屋台街を作ったのは、思い切った決断だったと感心する。中心市街地に進んでいた空洞化を何とか食い止めようと地元の有志(青年会議所のOBたち)が集まったという。北の屋台構想は、90年代半ばから始まった都市構想プロジェクトのひとつだった。

〈オープンするにあたり、いろいろな取り決めも作られていきました。たとえば、応募する際は、必ず本人が説明会に出席すること。面接を受け、契約は1期3年間。契約期間中は支店は出さず、店主が常に店にいる状態にすること。メインメニューは変えないこと……。/「再び面接を受ければ2期目も継続することが可能ですが、できれば3年間のうちに顧客を獲得して資金を貯めて、帯広市内で新たに店を構えるまでに成長してほしい。それが私たちのコンセプトなのです」〉


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